通販が作る健康グッズブーム

今や小売りのメイン形態とも言える通信販売ですが、日本で本格的に普及したのは1970年代からで、今も残る老舗の大手通販会社の多くは、この頃の創業です。
では、何故、1970年代から急激に普及したのかと言うと、それはテレビが一般家庭に普及したからに他なりません。
しかも、カラーテレビが定着した事により、容易に商品を多くの人の目に触れさせる事が可能になりました。
そう、所謂テレビショッピングの確立です。
そして、そのテレビショッピングが流行らせたのが健康グッズ!
その歴史を見て見ると、間違いなく、このテレビショッピングブームの訪れとともに、本格的な日本の健康グッズブームも到来しています。
その先駆けとなったのが腰をクネクネ「スタイリー」!
音符スタイリー・スタイリー、スタイリー・スタイリー音符という独特の歌と"私に電話して下さい!"と言う外国人の一言が印象づけ、後に腰を痛める人が続出するほど夢中になってやる人が多かった元祖健康器具です。
で、次に登場したのが「ルームランナー」!
所謂室内でジョギングが出来るというマシーンで、これさえあれば、雨の日でも、帰宅が夜遅い人でも運動が出来ると言われ、ならばと買った人も多かった事でしょう。
さらに、その後に登場した「ぶら下がり健康器」は、正に日本人が編み出した日本人のための健康器具で、老いも若きも簡単に出来て、場所を取らない!
おまけに、ダイエットではなく、あくまでも健康作りを謳ったところが支持され、正真正銘一家に一台の大ヒット商品となりました。
まあ確かに、単なるぶら下がり運動だけでなく、腹筋やボート漕ぎ、ついでに青竹踏みまで出来るという事で、今も続けていれば、それなりの効果効能はあったかも知れません。
ただ、気が付けば、多くのお宅でぶら下がっているのは人ではなく、コートやジャケットやスカート!
そう、いつの間にかハンガー代わりに使われる運命となってしまったのであります。
されど、日本人というのは、本当に懲りない面々で、今も尚、こうした健康グッズは次々と作られたり、海外から輸入され、通販市場の主力商品となっています。
恐らく、通販が廃れない限り、こうした健康器具ブームも廃れる事はないのではないでしょうか。

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