流行りのスポーツを勧める親

子供の頃、男の子が将来就きたい職業ナンバーワンは、プロ野球選手でした。
とにかく、巨人・大鵬・卵焼きなどと言われ、町の空き地の至るところには、背番号3を付けたバッターや背番号28を付けたピッチャーが楽しそうに遊んでいたものです。
その後、サッカーも同じく少年たちの憧れのスポーツとなりましたが、いずれにせよ、こうしたスポーツは、今や流行りと言っても、遊び半分で出来るものではなくなりました。
最低限、学校の部活動としてか、幼い頃から地元のクラブに入団し、時間とお金を掛けて一流になって行くものとなってしまったのです。
そこには、街中の空き地がめっきり減り、仲間同士でやりたくても出来ないという部分も否めないでしょう。
そう、サザエさんちのカツオ君たちは、都心部に住みながらも、近所に野球が出来る空き地があるというのですから、恐ろしいほど恵まれているのであります。
加えて、近頃は、都度流行りのスポーツが変動し、スターが出ればみんながやりたがるという傾向が否めません。
その代表格がゴルフやテニスやフィギアスケートで、浅田真央や高橋大輔がメダルを取れば、氷の上に立ちたがる子供と、立たせたがる親が増えます。
石川遼君が活躍すれば、ゴルフマニアの少年少女と、それを支持する親が増える。
そして、今はやっぱりテニスでしょう。
錦織圭選手によって、日本中の人気と注目を集めるようになりました。
事実、彼が留学していたアメリカのスポーツスクールには今、日本からの問い合わせが相次ぎ、我が子も是非と企む親御さんが急増していると言いますから、中途半端ではありません。
けれど、それら流行りのスポーツは、見る人にとっては、正しくマイブームの時期というのがあって、一つ問題なのは、親がその感覚で子供に勧める事です。
昔のように、子供が自分で好きな選手が活躍する姿を見て憧れ、夢中になるのとは、少し違う部分も見受けられます。
無論、それでも一つの立派なきっかけとなって、将来大物スターが出ないとは限っていませんが、脚光を浴びるようになるには、並大抵の努力では難しいという事を考えると、やはり好きこそ物の上手なれ!
親の流行りを押し付けるのはいかがなものでしょうか。

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