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商売繁盛の秘訣は掃除にあり!

Panasonicの創設者:松下幸之助氏は、経営の神様とも称され、日本どころか、世界を代表する実業家でしたが、そんな彼の信念は、なんと、掃除と仕事は同じであるというもの! この考え方が、小さな町工場を巨大企業へと成長させて行ったのです。

■松下幸之助氏と掃除の関係は、少年時代に始まっていた!
松下幸之助氏と掃除と言えば、年末大掃除の際のトイレ掃除の話が有名ですが、実は、彼の仕事と掃除の関係は、それよりもずっと昔、9歳の時からと言いますから、正しく少年時代から始まっていたのであります。
◆掃除は日本の古き良き伝統
世界を代表する実業家だった幸之助氏ですが、その仕事人生は、高校や大学を出てからなんて裕福なものではなく、10歳にも満たない小学生の頃から始まりました。出身地である和歌山の小学校をたった4年で中退し、大阪の商家へ丁稚奉公に入った彼を待ち受けていたのは、当然のごとく掃除! 商品と陳列棚等の周囲を綺麗に拭き掃除したり、店の中や周辺を掃き掃除するのは、朝晩の日課でした。これは、日本の古き良き商家の習慣であり、奉公人たちのごくごく当たり前の任務だったのです。
◆掃除が勤勉さや忠誠心も磨く!
今でも、新入社員や年下のものに掃除をさせる会社は少なくありません。また、学校でも、毎日掃除が授業の一環のように組み込まれているものですが、実際問題、やらなければ叱られたり、文句を言われるからやっているという人も多いのではないでしょうか? しかし、偉くなる人は違います。少なくとも、幸之助氏は、掃除をする事により、勤勉さや忠誠心も一緒に磨き上げられるものだと悟っていたのであります。
◆掃除が達成感を教える
さらに、幸之助氏は、掃除する事により、互いのライバル心も磨き上げられると考えていたようです。というのも、昔は、そうした商家の丁稚同士の間では、どこよりも自分たちの店の前を綺麗にし、向こう三軒両隣まで私がピカピカにするのだという競争心のようなものがあったらしく、当然、仕事では先輩や周囲の大人たちに勝てなくても、掃除でなら勝てるという事は大いにありました。そうして、出来る事を頑張る事や達成感を味わう事に対する満足感と喜びを知って行ったものだったのだそうです。

■掃除で経営状態が分かる!
実業家となった松下氏は、様々な企業を訪問する機会があった訳ですが、そのオフィスや工場の掃除が行き届いているかどうかで、経営状態や従業員たちの結束力が瞬時に分かったと言います。何故なら、先述の通り、掃除はビジネスの美学の一つであり、奉仕の精神を養うものだからです。
◆掃除が行き届いていれば、物事が合理的に進む!
掃除が行き届いていれば、当然の事ながら、誰もが清々しくそこにいる事が出来ます。さらに、整理整頓が行き届いていれば、動きやすく、作業の能率が上がる事は言うまでもないでしょう。そして、それは、来客に対しても同じで、綺麗に片付けられた場所で商談すれば、少々厄介な話でも、案外スムーズに運ぶ事が少なくありません。多くの無駄やいざこざを省き、物事を合理的に進められるのです。
◆掃除によって修養を磨け!
されど、掃除は濡れたり、汚れたりと、何かと厄介で面倒なものです。だからこそ、その面倒や厄介を相似という形で事前に済ませる事によって、その後の厄介や面倒が軽減したり、回避されるのだという事を悟らなければ中々懇切丁寧には出来ません。この悟り、即ち、修養が仕事においては非常に重要で、それこそが、掃除によって、最も磨き上げられなければならないものなのです。

■掃除さえしていれば、ビジネスは成功するのか?
正に商売繁盛の秘訣は掃除にあり! 掃除が経営状態を安定させ、さらに発展させるという事は、経営者なら、多くの方が考えます。だからこそ、従業員に掃除をさせる会社がわんさかある訳ですが、ならば、取り敢えず毎日掃除をさせていれば、ビジネスは成功するのでしょうか? 残念ながら、そう甘くはないようです。
◆掃除は甘くはない
厳密に言えば、ビジネスがそう甘くはないと言うより、掃除そのものがそう甘くはないと捕らえた方が賢明でしょう。拭き掃除一つを取っても、場所や物によって、水拭きと乾拭きの使い分け、あるいは併用を考えなければなりません。加えて、水拭きするならするで、水がいいのか、お湯がいいのか? ぞうきんの搾り具合はいかに? 乾拭きを交えるなら交えるで、先に入れるのか、後に入れるのかなどなど、何故そこを掃除し、どのような結果を出したいのかによって、順序や方法をあれこれ考えなければ、せっかく一生懸命頑張っても、骨折り損の草臥れ儲けになったり、逆効果を出してしまう事も有り得るのです。
◆掃除こそが松下幸之助氏の美学
今は、真冬でも拭き掃除は水、床掃除は箒とは限っていません。お湯や掃除機が使える場所も沢山ありますから、昔ほど、掃除によって、根性が磨かれるという事はなくなって来ているでしょう。それでも、掃除そのものの必要性や成果、そして段取りを考える事は必要不可欠なものであって、それこそが、仕事の必要性や成果、そして段取りを考える事に繋がるというのが、松下幸之助氏の基本理念であり、美学です。今年も間もなく年末押送時の時期がやって来ます。社を上げて、オフィスや工場の片付けと清掃をされるところも多い事でしょう。その機会に是非、掃除が商売繁盛の秘訣であるという事を肝に銘じて実践されてみてはいかがでしょうか。 来る2016年は、もしかしたら、売り上げ上昇となるかも知れませんよ。

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