バラエティーが流行りを追う

“赤信号、みんなで渡れば怖くない!”
“アホちゃいまんねん、パーでんねん!”
“怒っちゃいや?よ!”
“実は根暗なんです!”
“5時から男!”
これらは、どれも一世風靡し、今でもともすれば、ふと使いたくなるような懐かしのフレーズでしょう。
そして、こうした名言は、今尚、お笑い界では揺るぐ事なく活躍するドン立ちが残したものです。

因みに、冒頭の“赤信号、みんなで渡れば怖くない!”はビートたけし。
次の“アホちゃいまんねん、パーでんねん!”は明石家さんま。
“怒っちゃいや?よ!”は志村けんで、“実は根暗なんです!”はタモリ。
“5時から男!”は、高田純次でした。
思い出されましたか?

そう、その昔は、流行りというのはテレビ、それも、とかくバラエティ番組やCMから生まれたものです。
それが今ではどうでしょう!?

例えば、昨年の新語流行語大賞を受賞した日本エレキテル連合の“ダメよ、?、ダメダメ!”、これなどは、当人たちが言うように、YouTubeを部隊に披露され、人気と知名度を上げて行った言葉です。

また、“ラッスンゴレライ”で、早くも今年の新語流行語大賞を受賞するのでは!?
と注目される8.6秒バズーカーなども、やはりインターネット上で様々な憶測や噂が飛び交う中、こうした流行りを定着させている部分が否めません。

このような傾向を見ると、間違いなく、今はバラエティが流行りを送り出す時代ではなく、流行りでバラエティが作られる時代なのです。
もっと分かり安く言えば、YouTubeやニコニコ動画などで注目された人物や物事が、インターネット上で話題を集め、それをテレビがバラエティの中で取り上げるという流れで、これはある意味、ごくごく一般ピープルにも、流行りを作るチャンスが与えられると行っても間違いありません。
そういう捉え方をすれば、実に素晴らしく、夢も希望もある時代だと言えるでしょう。

しかし、その一方で、現役で活躍するタレントたちやテレビ番組の制作者たちのレベルを低下させているという見解も成り立ちそうです。
何しろ、彼らはもはや、自分たちで試行錯誤して笑いを取ったり、視聴者が興味を持ちそうな情報を発掘しなくてもいいのです。
インターネットを立ち上げれば、そこにはいくらでも流行りの源は溢れかえっていて、それらをいかにしていち早く取り上げるか?
そう、スピードだけが勝負であると言っても過言ではありません。
一歩でも遅れれば、それはたちまち後追いとなり、視聴者の興味関心を引く事など全くと言っていいほど出来なくなってしまいます。

そこでどうするか?
無論、それを正しい方向にしっかりと掘り下げ、さらにパワーアップしたネタを提供してくれれば問題ないのですが・・・、中には、単に面白おかしく脚色して差別化を図ったり、過大化して関心を呼ぶという作戦に打って出るケースもしばしばで、結果、似たような番組ややらせが増えるのではないだろうかと考えられますね。

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