アズキマメゾウムシの生態と形態

甲虫の仲間にゾウムシがいますが、これは口先が細長くなっている形態がゾウの鼻に似ていることから付けられた名前です。
ゾウムシは一般に穀類の害虫として知られていますが、中でも小豆に特異的に寄生する生態を持つ種をアズキマメゾウムシと呼んでいます。
時にアズキゾウムシと呼ばれることもありますが、アズキマメゾウムシの属するマメゾウムシ科の昆虫は、口先が長いという形態は顕著ではなく、現在ではカミキリムシに近い仲間との認識があります。
体長は2ミリ程度、体色は赤褐色なのがアズキマメゾウムシの特徴的な形態です。
元々熱帯地方原産の昆虫なので寒さに弱い生態があり、小豆の一大産地である北海道には生息していないとされていますが、環境が整えば卵、幼虫、さなぎ、成虫という完全変態の生態サイクルを年数回繰り返します。

被害の駆除方法

アズキマメゾウムシは小豆などの畑作物に被害を与えると同時に、倉庫に保管された乾燥小豆にも多大な被害を与える害虫です。
基本的なアズキマメゾウムシの駆除方法は薬剤の利用であり、倉庫では薫蒸剤が最適な駆除方法と考えられています。
一方でマメを食害する幼虫は他のマメに移動することはないので、被害にあったマメを適正に排除できれば、被害の拡大を食い止めることが可能です。
さらに低温に弱いので、倉庫内の温度を15度以下に保つこともアズキマメゾウムシの被害を防ぐ方法として有効です。
ちなみにアズキマメゾウムシの成虫はマメを直接食害することはありませんが、光に惹かれる生態があるため、夜間誘蛾灯で誘き寄せる駆除方法も検討されています。

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